1.1版Q&A
1、(ライセンス)現在のライセンスを継続したまま別のPCに移設する場合について
ライセンスを別のPCに移設したく、前回お聞きしたライセンスキーを入れるのですが、登録エラーとなってしまいます。担当者等が変わった場合、ライセンス等を取得しなおす必要があるのでしょうか?
インストールしていただいたマシン1台に付き、1ライセンスが必要になります。そのため、御担当者様の変更により、別マシンでご使用する際には、お使いのシステムをアンストールをしていただく必要があります。アンインストールを実行してから、新しくインストールを行って、再度ライセンス発行手続きを行っていただくことになります。
実行の手順
- アンインストールをする場合は、過去に作業をしたデータのバックアップを行う事を推奨いたします。基本的なファイルの保存場所は下記の通りです。dataフォルダ以下をバックアップして下さい。
C:\Program files\bosaiPro110\data
- 前担当者様のPCより、防災まちづくり支援システムのアンインストールを実行してください。
※ウィンドウズの【スタート】-【プログラム】-【防災まちづくり1.1】 -【Uninstall bosaiPro】よりアンインストールを実行する事が可能です。
- 現担当者様のPCにGeoConceptがインストールされているか確認してください。
※GeoConceptのライセンス規約をご確認の上、インストールを行っていただくようお願い申し上げます。
- 配布された、CD-ROMより「防災まちづくり1.1」を現ご担当者様のPCへインストールして下さい。
- 防災まちづくり1.1を起動し、【ヘルプ】メニューをクリックして下さい。
- )「システムバージョン情報」ウィンドウが立ち上がりますので、【ライセンス申し込み】ボタンからライセンスの申し込みをお願いいたします。
※以降の作業手順についてはマニュアル5ページをご参照ください。
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2、(延焼)延焼シミュレーションの結果表示について
延焼シミュレーションの【等時間曲線表示】で、360分と360分後とはどう違うのですか?
【等時間曲線表示:360分】は着火時間が330〜360分(330<着火時間≧360)の建物が赤く表示され、【等時間曲線表示:360分後】は着火時間が360分〜最大720分(360<着火時間≧720)の建物が赤く表示されています。なお、焼失棟数集計においても同様です。
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3、(延焼)着火時間計算時の表示「対象建物:○○件」について
着火時間計算時の「対象建物:○○件」というのは、360分後までに着火する建物棟数のことですか?
簡易型延焼シュミレーションにおける、着火時間計算時の「対象建物:○○件」という表示は、着火した建物件数の合計(最大着火時間720分)です。その他、着火した建物の件数は、エクスポート機能の建物のCSV出力を用いて確認する事が可能です。CSVファイルには、属性データが出力されますので、そちらの【着火時間】フィールドをご参照ください。着火した建物にはそれぞれの着火時間が、着火していない建物には「-1」、耐火建物には「-2」の表示がされています。なお、エクスポート機能の使用方法は、マニュアル17ページをご参照ください。
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4、(延焼)延焼シュミレーションの簡易型と総プロ型の違いについて
延焼シミュレーションの簡易型と総プロ型の違いは何ですか?また、その基になっている論文等がありましたら、教えてください。
簡単な説明は、マニュアル37ページをご参照ください。
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5、(データ整備).shpまたは、.mifファイル以外のファイルについて
作成されるファイルには、.shpファイル以外にも、.dbfファイルをはじめ複数のファイルがあります。必要なファイルはどれなのでしょうか?すべているのでしょうか?
.shp/.mifファイルに関連するすべてのファイルが必要になります。ファイルの主な属性は以下の通りです。
- .shp図形の座標が保存されています。
- .dbf属性の情報が保存されています。
- .shxshpの図形とdbfの属性の対応関係が保存されています。
- .mif図形の座標が保存されています。
- .mid属性の情報が保存されています。
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6、(データ整備)G-XMLへの対応について
防災まちづくり支援システムのシュミレーション結果をG-XMLのデータフォーマットに変換して利用することは技術的に可能なのでしょうか?
G-XMLへの対応は技術的に可能です。しかし、現在の防災まちづくり支援システムで行うには、相当の作りこみが必要であるため、当面、実現しないと思われます。
現在の環境では、外部委託等の方法で、出力結果を別のソフトでG-XMLに変換することは技術的に可能です。
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